夏のサマー2016

夏の間だけ毎日更新されるブログです

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

2015年の夏は終わりました。

このブログは毎年、夏限定で毎日更新されます。 2015年の夏は終わりました。それでは、また来年。

携帯電話の進化を見れば、「未来は明るい」とわかる。

古本屋で買ったムロタニ・ツネ象の『まんが科学偉人伝』を読んで、僕はひどく感動してしまった。 そこでは丸々一章、地動説の発見と証明にかけた科学者たちが紹介されている。 ニコラス・コペルニクス。 ティコ・ブラーエ。 ガリレオ・ガリレイ。 ヨハネス・…

インターネットは永遠じゃない。

インターネットには気をつけたほうがいい。 そこでの発言は一生、残るから。 デジタルデータは永遠だから。 さて、これはよくあるインターネットへの誤解の1つだ。 ぼくはある本を作ろうとして1995年〜2000年のインターネット本をよく読んだのだけど、こうい…

自分をさらけ出すことに中毒性はあるのか

Facebookにログインすれば、誰かのプライベートの大洪水がやってくる。 どこどこに行った。 誰々とごはんを食べた。 ○月×日に△△をやります。 みんな名前も顔も出して、いきいきと発信している。今じゃ当たり前の光景だけれど、昔はそうじゃなかった。 ジャス…

「いつまでも変わるな」とインターネットは言う

インターネットによって大きく変わったのは、ライフログが何年も蓄積されるようになり、そこに誰もがアクセスできることだ。 ツイッターがサービスを開始したのは2006年。初期から始めている人は9年分の発言が溜まっている。 人は連綿と変わっていくものだ。…

国友やすゆきの魅力を伝えるのは難しい。

以前、ある人から「一番好きな漫画家は?」と聞かれ、少し躊躇をし、でも嘘はつきたくないから、「国友やすゆき」と答えて、どんな漫画家なのか説明した。 すると、その人は「オヤジ向けのエロ漫画家」だと判断したらしく、「あー、そう・・・」と、そこで会…

5年間で1000冊読んだので特に面白かった5冊を選んでみた。

今年は読書記録を付け始めてちょうど5年目。 約1000冊読んでいたので、その中から特に面白かった5冊を選んでみた。 ジャンルや傾向が被らないようにしたので、BEST5ではなくBEST50の中の5冊といった感じです。 海猫沢めろん『左巻き式ラストリゾート』 左巻…

洗濯物がめんどくさいから、人間をやめたい。

洗濯ってUIが悪いと思う。地面に落としたらやり直しだし、雨が降ったら乾かない。これは致命的な欠陥だと思う。 それに、干すのがすごく面倒くさい。 洗濯機に服を入れるまではいい。電源ボタンを押して洗濯機を動かすまでもいい。問題はそこからだ。 服はど…

飲み屋に通販カタログを置けばいい

最寄り駅から家までの間に、深夜までやっている本屋がある。 そこで新刊をチェックしてから帰ったりしているんだけど、酒を飲んだあとに入ると大量に本を買ってしまう。 知り合いに聞いてみたら、その人は「飲んだ帰りの電車で、スマホでAmazonを見ていると…

佐村河内守が見た「光」とは何だったのか?

2014年2月4日のことだった。佐村河内守という全聾のクラシック音楽家が、自身の楽曲を他人に代作してもらっていた、と発表した。 私はコンビニで告発の週刊誌を買い、代作者の記者会見をノーカットで視聴し、数時間おきに「佐村河内守」とGoogle検索して最新…

iPhoneのプッシュ通知で記憶喪失になる件について

例えば、明日の天気を調べようとしてスマートフォンを開く。すると、友達からLINEのメッセージが届いていることに気づく。メッセージを開くと、今週末に飲もうという誘い。「OK」のスタンプを送る。LINEを閉じてホーム画面に戻ると、グノシーの更新通知が届…

エアコンが効いたオフィスの「着れば暑い、脱ぐと寒い」問題

夏になるとオフィスで争いが起きる。エアコンの温度調整という争いが。 何十人という人間が同じ場所にいて、それぞれが過ごしやすい温度は違う。なので各々が温度が上げたり下げたりして、もうむちゃくちゃで、誰かが得をすれば誰かが損をする、そんな社会の…

未来のビジネス書は「作者そのもの」になることができる

いわゆる「ビジネス書」をけっこう読んだりする。最近買ったのだと、『最速の仕事術はプログラマーが知っている』だ。最速の仕事術はプログラマーが知っている作者: 清水亮出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)発売日: 2015/07/24メ…

美容室に自転車が飾られている理由がわかった

美容室の前を歩いてると、不思議に思うことがある。 やたらと店の中にマウンテンバイクが飾られているのだ。自転車屋ならわかるのだけど、何で美容室に自転車が置いてあるのだろう。待ち時間に乗ってもいいのかな。近くの24時間スーパーに行ってみたり。 美…

『サタデー・ナイト・フィーバー』を見た(6年ぶり2回目)

『サタデー・ナイト・フィーバー』を見た(6年ぶり2回目)。 初めて見たときの印象は鮮烈だった。今の時代に『サタデー・ナイト・フィーバー』を名作だと言っている人はいない。だから、見る前の評価はとても低かった。 一過性のブームで終わった映画。 流行…

トイレで洗った手を、あなたは何で拭いていますか

駅のトイレとかに付いている風がゴォーっと出て手を乾かせる装置は、ジェットタオルと言うらしい。ジェットのタオルねえ。なるほど。 壁に付けられた箱状の容器から、紙を引っ張りだす形式のものもある。この紙はゴワゴワしていて、顔を拭いたら引っ掻いてし…

都市機能は指1本でマヒさせられる?

僕が働いている会社では始業に遅刻しそうなとき、メールで報告することになっている。 だから、朝は「10分ほど遅れます」なんていうメールがいっぱい届く。70人も社員がいれば、毎日誰かしら遅刻している。 遅刻の理由で一番多いのは、「電車遅延」だ。遅延…

スイーツって何でもかんでも抹茶味になってない?

コンビニのデザートコーナーに行くとびっくりする。ほとんどのスイーツに抹茶味があるからだ。 抹茶ティラミス、抹茶シュークリーム、抹茶どら焼き、抹茶アイス、抹茶エスプレッソ、抹茶オレ、抹茶カステラ、抹茶キャラメル、抹茶クッキー、抹茶ケーキ、抹茶…

長い人生を数分に凝縮すると、人は感動してしまう

上の動画は映画『クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲』の予告編だ。 昭和30年代を再現したテーマパークに夢中になって帰ってこなくなった大人たちを、しんちゃんらが助けに行くというストーリーだ。テーマパークは日本を古き良き時代のままにし…

「いい写真」は、2つの要点を抑えるだけで撮れる

会社のブログで写真を撮ったり、撮影した写真をセレクトしたりする。 そのため、「いい写真とはなんぞや?」と思い、いろんな雑誌や写真集を見たりした。 そこで「いい写真」「人が綺麗だと思ってしまう写真」の共通点を見つけた。 ざっくり言うと以下の2点…

携帯電話の予測変換が、いつか人類の滅亡を予測する

初めて携帯電話を持ったとき、強く感動したのは電話やメールができることではなく、予測変換の便利さだった。 「あ」と入力すれば、「相田みつを」「愛してる」「ありがとう」など、「あ」で入力しそうな単語が表示されていく。 普通に入力するよりもはるか…

東京オリンピックに向けて「漢字バブル」がやってくる!

以前、iPhoneのカバーケースを海外サイトで買った。昨日からiPhoneのカバーケースを何にしようか悩んでいて、結局これにした。自由。 pic.twitter.com/j7fODPmN3a— 菊池良 / Kikuchi Ryo (@kossetsu) 2014, 2月 23 葛飾北斎の富嶽三十六景をバックに、「自由…

もしも木村拓哉が1995年にSMAPを脱退していたら

木村拓哉が主演するSFドラマ『安堂ロイド』が始まったとき、僕はすごく期待した。何せ木村拓哉がロボットを演じるというのだから。 木村拓哉の演技は超一流である。あんなにサラッと「良い男」を演じられる人間はいない。 『あすなろ白書』や『ビューティフ…

食券機のシステムが、世界のすべてに導入されればいい。

たまに飲食店に対して、「あの店はハードルが高い」と言ったりする。 その理由は値段が高級だったり、常連しか受け付けない空気だったりするのだけれど、僕にとってハードルが高い店は、「食券機がない店」だ。 食券機のない店は、懸念事項が多すぎる。 店員…

俺は庵野秀明より上手くアフレコできるのだろうか?

ジブリの劇場アニメ『ハウルの動く城』の主役・ハウル役を木村拓哉が演じるというニュースが流れたとき、心配になった。 あの木村拓哉にアニメの声優ができるのだろうか? 常に木村拓哉の顔がチラついて、画面に集中出来ないんじゃないだろうか? しかし、そ…

もしも人工知能がアイコラを作ったとしたら・・・

ビデオはアダルトビデオが牽引力となって普及したっていう説がある。ビデオデッキとAVのセット販売を行ったところ、これがものすごく売れたっいう話だ。 この話の真偽はわからないけれど、なくはないかな、と思う。 インターネットだって最初は「無料でエロ…

もうすぐ充電器に支配される世界がやってくる?

「誰か充電器って持っていない?」 ここ数年で頻繁に聞くようになった言葉だ。スマートフォンの電池は減りが早いので、外出先で残りわずかになることが珍しくない。だから、友達と出会うとすぐこの言葉が出る。 ふと身の回りを見ると、充電しなきゃいけない…

100年後、フロッピーディスクは読み込めるのか?

2012年、スペインでこんなことが起こった。 教会にある傷んだイエス・キリストの壁画を、80代のおばあちゃんが修復したところ、あまりにも味のある出来栄えとなってしまい、ネットで話題になったのだ。【善意が生んだ悲劇】80代の女性が勝手にキリスト壁画の…

「検索」と「拡散」って言葉、ネット以前はどう使われていたんだろう?

日常的にネットをやっていると、よく使う言葉がある。それが「検索」と「拡散」だ。 「検索」は検索エンジンを使ってウェブページを取り出したいときに使う。Googleで「○○」を検索して意味が書かれているページを見るとか、Amazonで「××」を検索してそのキー…

ネットも映画も音楽もなんでも「定額料金」の時代になってしまった

今じゃインターネットはいくらやっても値段が変わらないけれど、昔は違った。使ったら使った分だけお金をかかって、数十万円単位で請求されている人だっていた。 そんな時、庶民の心強い味方だったのが「テレホーダイ」だ。これは夜の23時〜朝の8時までなら…