人間観察界のファーブルみたいな人が、「ファーブル人間記」みたいな本を書いていたら読みたい
趣味は「人間観察」と言う人がいる。
釣りが趣味な人が、Facebookに「今日はたくさん釣れました!」と投稿するが、人間観察が趣味な人は「今日はたくさん観察しました!」と笑顔の自撮りをアップしたりするのだろうか。「得るものが多かった!」って。
登山が趣味な人が、登山用の特別な装備を買い集めていたりするが、人間観察が趣味な人は観察用の道具を集めていたりするのだろうか。「この人間観察用のシューズ、15万したんですよ。思い切ってボーナスで買っちゃいました(笑)」って。
人間観察界のファーブルみたいな人が、「ファーブル人間記」みたいな本を書いていたら、読みたい。全10巻。岩波書店より発売。面白そう。
なんか嫌味な記事になってしまったので、猫の画像を置いて終わる。
「○○化する社会」という新書を出したい
「○○化する社会」という新書を出したい。
理由は、頭が良さそうだからだ。いくつか考えてみた。
・多用化する社会
いろんな人がいるよね。
・一般化する社会
流行ったら、たいていのものは一般化する。
・活性化する社会
なんだか盛り上がってきた。
・合理化する社会
上手くやる方法がわかってきた。
・組織化する社会
まとまってきた。
・社内分社化する社会
新しい事業が上手くいった。
・屋上緑化化する社会
なんだか気分がいい。
・変化する社会
時代は変わる。
・オール電化する社会
広まってきた。
この記事、頭が悪そうだ。
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よく寝た結果、すべてが解決するドラマが見たい
健康管理に関する本を読んでいると、やたらと「よく寝た方がいい」「最低7時間は必要」みたいな文章を見かける。
しかし、ドラマではよく「寝ずに頑張る」ことがカッコいいものとして描かれていないか。この前見た『シン・ゴジラ』もそんな感じの映画だった。
よく寝た結果、すべてを解決するドラマを見てみたい。
よく寝た結果、すべてが解決する怪獣映画
国防長官「うーん、いったいどうやったら怪獣を倒せるのだ」
部下「長官、寝不足は身体に悪いので寝たほうがいいですよ」
〜次の日〜
国防長官「そうか、ミサイルをぶち込めばいいのか!」
よく寝た結果、すべてが解決するミステリー
探偵「くそぅ、犯人はいったい誰なんだ……」
宿の女将「探偵さん、もう深夜1時なので寝た方がいいですよ。睡眠負債が溜まりますよ」
探偵「だが、殺人鬼と一緒の宿じゃ安心して寝られん!」
宿の女将「首の骨の形にフィットする良い枕があるので、それで寝てください」
〜次の日〜
探偵「わかったぞ、DNA鑑定をしよう!」
よく寝た結果、すべてが解決するサスペンス
刑事「赤の線と青の線、いったいどっちを切ればいいんだ! 答えろ!!」
犯人「冷静になってください、刑事さん。目の下に隈ができていますよ。セロトニンが不足していますね、寝ましょう」
刑事「ふざけるな! あと1時間後にはお前の設置した爆弾が破裂して、東京が壊滅するんだぞ!!」
犯人「ふふふ、カリカリしている人とは話したくない。まずは寝てください」
〜次の日〜
刑事「はっ……俺が起きれるってことは、東京は!?」
犯人「刑事さんの寝起きがよくなるように、爆弾はすべて解除しておきましたよ」
(おわり)
イーロン・マスクと何か仕事がしたい
最近、「何かやりたいことある?」と聞かれたときに、「イーロン・マスクと仕事がしたい」と言っている。
やっぱりビジネスマンとしては、その世界のトップと仕事がしたいものだ。
しかし、「一緒に何をするの?」と聞かれて、困ってしまった。何も考えていなかったからだ。
僕はライターだ。記事を書いたり、調べものをしたりして暮らしている。
ちなみにこんな顔だ(目が死んでいる)。
対してイーロン・マスクは電子決済サービス、宇宙事業、電気自動車会社などをやっている。
ちなみにこんな顔だ(目がイキイキしている)。
この2人で、いったい何ができるのか? 頭を抱えてしまった。難問である。いくつか、可能性はある。
1.一緒に1日バーテンダーをやる
業界的なものなのかわからないが、僕の回りではどこかのバーを借りて1日店長をやる、という人が少なくない。しばらく会っていない知り合いと再会したり、SNSだけでしか繋がっていない人と会ったりする良い機会になる。
そこで2人でバーテンダーをやるのはどうだろう。
気軽にビジネスの相談をしたり、未来について語り合うバーである。
僕はどちらもできないが、きっとマスクが盛り上げてくれるはずだ。
「きみのビジネス、最高だね。一億ドル投資しよう!」
なんて話も決まるかもしれない(マスクの口調は想像)。
「きみ、何の会社やっているの? え、最近上手くいっていない? 買っちゃうよ!」
なんてね。僕は投資や買収の現場にいたことがないので、すべて想像だが、きっとこんな感じだろう。
2.記事を書いてもらう
僕はWebメディアの運営にも関わっているので、ライターさんに記事の執筆を依頼することがある。
そこでマスクにも書いてもらおう。彼ほど経験を積んでいるなら、いろんな記事が書けるはずだ。
「宇宙事業に進出するときに気をつけたい11のこと」
「税理士まかせにしていない?富裕層が今すぐできる節税対策100」
「僕がしている3つの二度寝対策を教えます【イーロン・マスク寄稿】」
こんな記事をササァーっと書いてくれるだろう。どれもはてブ50は堅いんじゃないだろうか。アメリカの経営者って、自分で何かを書くことがあまりないので、これはやってほしい。
でも、イーロン・マスクって1本いくらで書いてくれるんだろうか。2万ドルとか言われたら、ちょっと考えものだ。
そこから話し合っていきたい。
(おわり)
今年も夏がきた。
このブログは去年の今ごろ「何か新しいことをやろう」と思い立ち、「夏限定」で始めてみた。また、夏が来てしまったので始めるしかない。
そもそもなぜ「夏限定」にしたのかといえば、オールシーズンやるよりも、変化が生み出しやすい気がしたからだ。
やっていない1年の間に、いろんな経験を積む。
やっていない1年の間に、いっぱい本を読む。
やっていない1年の間に、新しい表現方法を手に入れる。
それによって、毎年ガラッと変わるんじゃないかと思ったのだが、実際のところ、この1年で何が変わったのかと言うと、
・転職をした
つまり会社が変わった、それぐらいしかない。やっていることは毎日変わらない。もう5年ぐらい変わっていない。盤石の変わらなさだ。そして老化だけ進む。
そもそも仕事でもブログを書いているのだから、新しくブログを始めても何も変わらないのだ。1年前の俺は、何を考えていたのだ。新しくもなんともない。朝食のパンを1枚から2枚にしてみました、ってだけだ!(そして、体重だけ変わる)
そこでこの変わらなさを突破するために、ペンタブレットを買った。
ワコム ペンタブレット Intuos Draw ペン入力専用 お絵描き入門モデル Sサイズ ホワイト CTL-490/W0
これで毎日、記事にイラストも掲載しようと思う(……言ってしまった。もうやらなければならない。でも、やらない可能性もある。未来は自由で、不確定だから)。
あと「ですます」文体にしてみます。その方が柔らかいんじゃないですか? ですよね?(なんかムカつく気もしますが)
2015年の夏は終わりました。
このブログは毎年、夏限定で毎日更新されます。
2015年の夏は終わりました。
それでは、また来年。
携帯電話の進化を見れば、「未来は明るい」とわかる。
古本屋で買ったムロタニ・ツネ象の『まんが科学偉人伝』を読んで、僕はひどく感動してしまった。
そこでは丸々一章、地動説の発見と証明にかけた科学者たちが紹介されている。
ニコラス・コペルニクス。
ティコ・ブラーエ。
ガリレオ・ガリレイ。
ヨハネス・ケプラー。
コペルニクスが着想し、ティコ・ブラーエがデータを集め、ガリレオが検証し、ケプラーが実証した。
地動説はたった一人の独創ではない。先人の考えを継承し、自分なりの検証を加えて、それを次の世代に引き継ぎ、そうやって何十年もかけて出来上がっていったのだ。
こうやって何年も、何世代にも渡って業績を積み上げていき、偉業を達成するという話に僕は弱い。泣いてしまった。
しかし、よく考えてみたら身近にあるものはどれも、先人の業績を継承し、どうやったらもっと良くなるかと試行錯誤されてきたもののはずなのだ。
例えば、携帯電話。
これは最初、肩がけのとても大きなものだった。それを改善しようとまずはどんどん小さくなっていった。
いろんな人が試行錯誤して、手のひら大に収まるようにしたら、次はどんな機能が追加されたらもっと良くなるだろうかと考えだした。誰かが「インターネットに繋がったら便利だ」と思い立ち、携帯電話専用のインターネットブラウザが開発された。
その後もカメラが追加されたり、音響が良くなったり、キーボードが付いたり、試行錯誤が続いて、どんどん便利になっていった。
誰かの一人の業績ではなく、以前に作られたものを改善していった結果、手のひらで様々なことができるようになった。
そうして、画面を直接触ったらもっと使いやすいんじゃないか、とiPhoneが登場した。
スティーブ・ジョブズのカリスマ性もあって、iPhoneは「急にものすごいものが出てきた」という印象があるが、そうではない。
iPhoneはそれ以前のキーボード付きのスマートフォンをより良くしようという発想から始まっているし(それは製品発表のプレゼンを見ても明らか)、タッチパネルによる直感的な操作はすでにニューヨーク大学のジェフ・ハンが研究していた。
タッチパネルはジョブズの独創ではない。事実、LG電子が同時期に「プラダフォン」というタッチパネルの携帯電話を発表していて、進化の方向はそっちに向かっていた。
ジョブズはすでにあるものを継承し、改善して、iPhoneに取り込んだのだ。
僕はいろんなものに対して悲観的なのだけど(働いている会社が何年持つかとか)、人類の未来に関してはすごく楽観的だ。人間はどうしたって試行錯誤してしまう生き物で、思考や技術はどんどん洗練されていくはずだから。人間にはその力があるから。
暗い気持ちになったときは手元の携帯電話を見る。先人たちによる試行錯誤の塊がそこにはある。この携帯電話のように、今の状況はどんどん改善できるはずだ。
僕も歴史的な試行錯誤の一員に加わりたいと思っているのだけど、なかなか難しいです。ティッシュなしで鼻が噛めたら便利だと思うんですが、どうやったらいいんでしょう。