夏のサマー2016

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一人だけ冷めた目で見ているだろう人がいることに気づいた。1000円自販機を補充している人だ。

1000円自販機っていうのがある。時計や携帯ゲーム機など、少し高価なものが入っている自販機だ。
面白いのは何が出てくるのかわからないクジ引き形式になっていること。とんでもなく高いものが出てくる可能性もあるし、「1000円もしないんじゃない?」ってものが出てくる可能性もある。
そのゲーム性から、YouTuberがよく「やってみた」動画にしている。「1000円自販機に全財産突っ込んでみた」という具合に。
見ているこっちはYouTuberと一緒になって、何が出てくるのかドキドキする。それが楽しい。

しかし、一人だけ冷めた目で見ているだろう人がいることに気づいた。1000円自販機を補充している人だ。

その人たちは何が入っているか分かっているため、「1000円自販機やってみた」動画を見てもまったくドキドキしないだろう。

「PS4、最近は入れてないよ」
「この流れ、次は懐中電灯だな」
「そこの自販機、一番良い景品は電動カミソリだよ」

全員が楽しいコンテンツを作るのは難しい。
補充している人が「補充した」動画を作ったら人気が出るかもしれない。