「いい写真」は、2つの要点を抑えるだけで撮れる
会社のブログで写真を撮ったり、撮影した写真をセレクトしたりする。
そのため、「いい写真とはなんぞや?」と思い、いろんな雑誌や写真集を見たりした。
そこで「いい写真」「人が綺麗だと思ってしまう写真」の共通点を見つけた。
ざっくり言うと以下の2点である。
1.遠くまで見えること
2.色の数が少ないこと
例えば高原の写真。
これを綺麗だと思ってしまうのは、遠くまで見えるのと、色がほぼ緑のみだからですね。
山頂から見える景色だってそう。
遠くまで見えていて、山の緑と空の青で色が抑えられていますね。
そう考えると、「ああこれも遠くまで見えて色が少ないから綺麗に思えるんだな」というものがいっぱいある。
朝日がきれいなのは太陽が見えるくらい遠くまで撮れていて、全体が真っ赤だから。
夜景がきれいなのは街を一望できて、闇と光のほぼ2色になっているから。
おそらくフルカラーの映像よりも、白黒の映像の方がよく見えるのも色数の関係だろう。
この写真を、
こうすると何だか趣が増しますね。
もう一度書きますが、「遠くまで見えること」「色の数が少ないこと」、この2つが揃っていればいい写真になります。
(おわり)