夏のサマー2016

夏の間だけ毎日更新されるブログです

禁煙プレートでどこかが大儲けしてる可能性がある

レストランやカフェで「禁煙」を示すプレートをよく見かける。
全国チェーンのどこどこが全面禁煙に、ってニュースをたまに見るので、そういう施設は増え続けているのだろう。

ということは、この禁煙プレートを製造している会社は右肩上がりだということだ。社長は全面禁煙のニュースを見るたびに「よっしゃ!」とガッツポーズをしているかもしれない。

このことから考えると、これから禁止される公共での行為を予測して、そのプレートを作っておけば、大儲けができるかもしれない。

ポケモンGOはお控えください
・公共の場でのフラッシュモブはご遠慮ください
・(怖そうな目の絵と一緒に)みんな見てるぞドローン操作
・(カッコいいサッカー選手が)人工知能ダメ、絶対
・(駅に貼られているポスターで)そのPCサポートは犯罪です

誰かやってみてください。

フラッシュモブか、そうじゃないか問題

街なかで急に踊りだして、周りを驚かせたらフラッシュモブだと思っていたが、どうもそうではないらしい。
そのことで同僚と激しく口論になった。

・信号待ちをしていると、同じく待っている人たちが急に踊り出す

これを計画的にやっていたらフラッシュモブらしいが、

・信号待ちをしていて、暇だから踊り出す

これはフラッシュモブじゃないそうだ。ただの変な人だという。

・上司との口論中、歌って踊りながら反論する
・落ち込んでいる同僚を「心配ないさー!」とライオンキングの歌で励ます
・たまたま通った教会で結婚式をやっていたのでちょっくら踊っていく
・台風中継で踊りながらカメラに見切れてくる
・電話で取引先に「すみません……」と謝りながら、実は踊っている

これらもすべてフラッシュモブではないらしい。複雑だ。

着回さない系男子の1週間

1日目 タンスを開けて一番上にあるのを着る。
2日目 タンスを開けて一番上にあるのを着る。
3日目 タンスを開けて一番上にあるのを着る。
4日目 タンスを開けて一番上にあるのを着る。
5日目 早めに帰って洗濯機を回す。1日目に戻る。

最近、女性誌の着回し系の記事にストーリーが付いていることを知った。何日目に誰々と出会ってみたいなやつだ。
着回さないうえに男だと上のようになってしまう。そこにドラマはない。ただ日にちだけが過ぎていく。淡々と男が着替えているだけだ。

いつか着回しストーリーを考える人になりたい。

クソ野郎への道はいつでも開かれている。

今すぐ聖人君子になることは難しい。だが、クソ野郎になることはいつでもできる。なろうと思えば、明日からでもクソ野郎にはなれる。

・何も言わず出社せず、そのまま一生会社に行かない
・プレゼンの途中でパソコンを叩き割る
・飲み会で注文しまくって、一口も食べずに帰る
・上司との立ち話の途中で、背負い投げをする
・デートで散歩しているときに、いきなり走りだしてそのまま帰る
・定食屋でメニューを見ながら「うーん」と悩んで、閉店までいる
・一晩寝かしたカレーを、起こさない
避難訓練で押して、駆けて、戻る
・「お茶用意しますね」と言って、自分のだけ用意する
・将棋の途中で「ちょっとトイレ」と言って立ち上がり、二度と戻ってこない
・「江ノ島行こうぜ!現地集合な」と誘って、現地に行かない

そう考えると、みんなクソ野郎になることを自制しているのだ。クソ野郎への道はいつでも開かれている。でも、行かない。みんなクソ野郎にならないように努力をしている。そうやって世界は成り立っているのだ。

『シン・ゴジラ』が楽しめた人間が面白いと思う日本映画

羅生門(1950年、黒澤明
・アイ・アム・ア・ヒーロー(2016、佐藤信介)
ノロイ(2005年、白石晃士)
・凶悪(2013年、白石和彌
・悪人(2010、李相日)
・KAMIKAZE TAXI(1995、原田眞人
・お早う(1959年、小津安二郎
・ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け(1986年、山川直人
・星くず兄弟の伝説(1985年、手塚眞
・すかんぴんウォーク(1984年、大森一樹
・Love Letter(1995年、岩井俊二

アニメとドキュメンタリーは外している。他にも面白い邦画はいっぱいあるが、「そのうちもう一度見たいな」と思うものをリストにしてみた。
映画が面白いかどうかは好みや体調、どこで見たか、直前に見た映画は何かにだいぶ影響されると思う。いま何をしていて、どういう生活環境にいるのか、とかも。だから、誰かの好き嫌いは話半分、「これを見ろ」リストみたいなものは「そういう映画もあるのだな」ぐらいに留めておくのが良いと個人的には思う。

週刊文春でことわざが作れる

SMAP解散についてのニュースを読んでいて、1月の生放送から一転してすごいことになったなぁ〜と驚いていたが、同時に「弘法も筆の誤り」というようなことわざを文春の報道で作れるなと気づいた。

SMAPも解散する
ベッキーも活動休止する
・舛添も公用車で温泉に行く
ショーンKも経歴詐称する
斎藤佑樹もポルシェを買ってもらう

100年後ぐらいに「それじゃ“SMAPも解散する”だねぇ」と言われていたりするんだろうか。たぶん、ない。

もっと身近な「本当にあった怖い話」を考える

「本当にあった怖い話」のような本があるが、見てみると超常現象が載っている。もっと身近な事柄のほうが怖いのではないか。

・朝起きたら始業時間を過ぎている
・免許証やクレジットカードがすべて入った財布を落とす
・社会人二年目に給料の手取りが減る
・キッチンの引き出しを開けたらゴキブリがいる
・電車が揺れたときに、ガラが悪い人の足を踏んでしまう
・同僚とのランチで上司の悪口を言っていたら、隣のテーブルにいる
・「本当は怖い家庭の医学」を見ていたら、自分と同じ症状の人が出ている
・軽い気持ちで友人の借金の保証人になったら、友人が失踪する
・ノートPCにコーヒーをこぼしてしまう
・「メールの返信こないな〜」とメールボックスを見ていたら、四日前にきていたことに気づく

怖いことは怖いが、本にするほどではない。